カナダの首都 オタワ(Ottawa)。
トロントやバンクーバーに比べて規模は小さめだけれど、その落ち着いた雰囲気の中には “政治と文化が融合した街並み” という特有の魅力があります♡
歴史ある建物、緑豊かな公園、洗練された美術館、そして地元のマーケットで味わうグルメ…
1日でぎゅっとオタワのエッセンスを楽しむにはぴったりの街です。
この記事では、初めてオタワを訪れる人に向けて、見どころと観光プラン、そして美味しいスポットまでを網羅した「1日観光ガイド」をお届けします。
【関連記事】ロッキー山脈に囲まれた自然の宝庫!カナダ・バンフで行くべきスポット6選
【関連記事】一度は行きたい♡ カナダ在住者がおすすめする世界三大瀑布・ナイアガラの滝を楽しむ完全ガイド
あわせて読みたいおすすめ記事
オタワとは? 首都の歴史と特徴
文化と自然、歴史を感じるカナダの首都
オタワはもともと 19 世紀前半、小さな開拓地「Bytown(バイタウン)」として発展しました。現在の国会議事堂がある丘は、当時から要所として重要視されていた場所。後の 1859 年、オタワはカナダの首都に選ばれ、議会や政府機関が集まる都市となりました。
その後、パーラメント・ヒル周辺には重要な政治建築が増え、今ではカナダの政治の中枢としてだけでなく、観光都市としても人気が高い都市です。
カナダの議会や歴史的建築だけでなく、美術館や博物館、リドー運河など自然の風景と都市が調和する美しさが観光客を魅了します。

ベストシーズン
オタワ観光に適しているのは 春〜秋(5月〜10月)。緑が美しく、川沿いの散策や屋外イベントも多い時期です。
10月の紅葉シーズンは、北のケベックシティからモントリオール、オタワ、トロントのナイアガラの滝までの紅葉が特に有名で「メープル街道」という名で親しまれています。
一方、冬は寒さが厳しく、氷結したリドー運河ではスケートも楽しめますが、防寒対策は必須です。
日本からオタワに行くには?
オタワには日本からの 直行便は残念ながらありません。
通常は トロント(YYZ) や モントリオール(YUL)、カルガリー(YYC)などで乗り継ぎ が必要です。
- トロント経由:国内線乗り継ぎが便利。主にエアカナダ
- モントリオール経由:国内線乗り継ぎでもバスや列車移動でもOK。主にエアカナダ。
- カルガリー経由:国内線乗り継ぎが便利。主にウエストジェット。
空港から市内への移動はタクシーやバスが一般的。オタワ国際空港からダウンタウンへは車で約15~20分ほどです。
カナダの航空会社ウエストジェットについてはこちらの記事を参照ください。
【関連記事】【航空会社をガチで比較 vol.2】ストライキが多い!? ウエストジェット (WestJet)の評判と口コミは?徹底レポート
オタワの観光スポット:1日で回るならここがイチオシ!
オタワには見どころがたくさんありますが、徒歩圏内にギュッと名所が詰まっているので、1日で効率よくまわれることができます。
カナダ議会(Parliament Hill)

オタワの象徴、カナダ議会の建築群が集まる場所。ネオ・ゴシック様式の建物が並び、美しい建築と広大な敷地は写真映えもバッチリ。
議事堂前の芝生広場ではガイド付きツアーもあり、内部(今は部分的に見学制限もあり)や敷地を巡ることができます。
住所:Wellington St, Ottawa, ON K1A 0A9 カナダ
https://www.parl.ca/
リドー運河(Rideau Canal)

リドー運河は、北米で最も古くから使われている運河で、1832年に開通して以来、現役で利用されている。ユネスコ世界遺産にも指定されており、多くの観光客が訪れるスポット。運が良ければ、運河にある閘門を手動で操作している様子も見ることができます。
住所:Ottawa, ON K1A 0A4 カナダ
https://parks.canada.ca/lhn-nhs/on/rideau/visit/posteeclusage-lockstation/ecluse-lock-ottawa
メジャーズ・ヒル・パーク(Major’s Hill Park)

パーラメント・ヒルのすぐ隣、リドー運河を見下ろす丘。緑の中でゆったり休憩したり、公園からの眺めを楽しんだり、写真スポットとしても人気です。
Kìwekì Point(ネピアンポイント)からオタワ川を望む絶景ポイントまで足を伸ばせば、リドー運河とオタワ川の合流地点を見ることができ、また違った絶景を味わえます。
住所:Mackenzie Ave, Ottawa, ON K1N 1G8 カナダ
https://ccn-ncc.gc.ca/endroits/parc-majors-hill
カナダ国立美術館(National Gallery of Canada)

カナダを代表する美術館で、カナダ人アーティストの作品から、ルノアールやモネ、ゴッホ、ピカソといったヨーロッパの巨匠作品まで揃っています。芸術好きには外せないスポット。著名なコレクションとモダンな建築デザインが評価されており、訪問価値が高い場所です。

住所:380 Sussex Dr, Ottawa, ON K1N 9N4 カナダ
営業時間:9時30分~17時00分
https://www.gallery.ca/
オタワ美術館(Ottawa Art Gallery)

ローカルアーティストを中心に絵画、彫刻、グラフィックアート、写真など1000以上の作品が収蔵されている美術館。入場料は無料なので、ちょっとした時間つぶしにもピッタリ。
住所:50 Mackenzie King Bridge, Ottawa, ON K1N 0C5 カナダ
営業時間:10時00分~18時00分
http://www.oaggao.ca/
バイワード・マーケット(ByWard Market)

オタワ最大の市場兼商業地区。地元の食材やお店が集まり、朝市や夜市、レストランも充実。観光とショッピング、カフェめぐりが一緒に楽しめるエリア。市場の歴史も古く、地元の生活文化に触れられるスポットとして人気。
カナダ造幣局(Royal Canadian Mint)

造貨幣が製造される造幣局を見学できるツアーがあり、どの年齢層でも楽しむことができる。
住所:320 Sussex Dr, Ottawa, ON K1A 0G8 カナダ
営業時間:10時00分~17時00分
https://www.mint.ca/en/visit-the-mint/ottawa-mint
ノートルダム大聖堂バシリカ(Notre Dame Cathedral Basilica)

オタワ最古で最大の大聖堂。教会内部は鮮やかな色彩で彩られ、彫刻、精巧なステンドグラス、彫像で装飾され美しい。
住所:385 Sussex Dr, Ottawa, ON K1N 1J9 カナダ
営業時間:9:00~19:00
https://notredameottawa.com/
オタワ名物⁉︎ 食べ歩きにもピッタリなスウィーツ

オタワで絶対に食べたい名物といえば ビーバーテイルズ(BeaverTails)。カナダ発祥のスイーツで、ビーバーのしっぽの形をした揚げペイストリーに、シュガー、チョコ、メープルなどを自由にトッピングしたカジュアルスイーツです。外はカリッ、中はモチッとした食感が特徴で、寒い日に食べると最高に幸せ♡

本店はバイワード・マーケット(ByWard Market) にあり、いつも観光客と地元民で賑わっています。手軽に食べられるので、観光の合間にサクッと立ち寄るのにぴったり。特に人気の味は「シナモンシュガー」と「チョコレート・ヘイゼルナッツ」。メープルを使ったカナダ限定フレーバーもあり、期間限定の味も楽しめますよ。

ビーバーテイルズ(BeaverTails)
住所:69 George St, Ottawa, ON K1N 1K1 カナダ
営業時間:11時00分~22時00分
https://beavertails.com/
オタワ1日旅は知的で心温まる体験に♡
オタワは1日でも、国会議事堂や歴史的な運河、緑の公園や美術館、地元のマーケットでの食事やショッピングなど、ぎゅっと楽しめます。
都会過ぎず、小さすぎず、ちょうどいい規模感が旅初心者にもぴったり。歴史や文化を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすにはもってこいです♡
カナダを訪れるなら、トロントやモントリオールからもアクセスしやすいので、知性と落ち着きを感じる「オタワ」をぜひ旅の選択肢に入れてみてください♪
・本記事の内容は、投稿日時点の情報です。
・情報の内容には十分に注意しておりますが、万が一、損害やトラブルが生じた場合も責任を負いかねます。当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
・掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載等を禁じます。
・本記事は一部広告もしくはアフィリエイトが含まれます。詳しくはプライバシーポリシーをご確認ください。

