カナダ・オタワで最も unusual(変わった)宿として有名なのが、
元監獄を改装した「Saintlo Ottawa Jail Hostel(セントロ オタワ ジェイル ホステル)」。
独房の名残が残る客室や処刑場跡、無料の歴史ツアーなども開催されているこのホステルは、外観からして重厚で、初めて訪れた瞬間に“ただのホステルじゃない”と感じます。
今回実際に宿泊してみたので、チェックインから寝るまでの体験を詳しくレビュー!
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監獄ホテルの歴史:本物の刑務所だった建物

このホステルは、かつて 「Carleton County Gaol(カールトン郡刑務所)」として1862年に建てられた歴史的建造物。歴史の重みを体感できる、世界でも珍しい宿のひとつです。
1972年まで使用されていた本物の監獄で、実際に1869年2月11日、トーマス・ダーシー・マギー暗○の罪でパトリック・J・ウェランが刑に処された場所であります。
当時の独房がそのまま客室になっており、廊下の鉄格子もほぼ原型を維持されているので、
実際に幽霊の目撃情報もあるとの噂も…。
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チェックイン

建物自体は雰囲気があり、全然怖くないです。受付前には当時の写真、警備道具、囚人の記録などが展示されており、博物館のよう。

なんとなくおどろおどろしい雰囲気はありますが、客室も多く、清潔感があるため安心して(?)生活できそうです。
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狭すぎる独房に泊まる非日常体験

今回はエクスペディアから予約をし、当時の独房を改装した“セルルーム”に宿泊しました。
なんと、ベッド1つがやっと入るくらいの 超・狭い空間。
1泊7000円程度で泊まることができ、ホテルの料金が高すぎるカナダにしてはリーズナブルに泊まることができます。共同ドミトリーなら4000円程度で宿泊できるので、慣れている方はそちらの方がおすすめです。
エクスペディアで掲載されている料金はこちらから確認できるので合わせてチェックしてみてくださいね。

そして、鉄格子の扉はそのままで結構重いし、窓はなく、自然光がほとんど入らないため、空気がひんやり。
「これが当時の囚人が過ごした空間か…」としみじみ実感できるリアルさで、
長期間、ここに泊まる猛者はいるのか気になるところ。
ベッド自体は、清潔ですし、プライベートが保たれているので嬉しい。シャワーとトイレは共同です。
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ただ、廊下の蛍光灯の光が薄暗く、音がしないのに音がする感じで、ホラー好きには最高の舞台です。

共用エリア
ホステル全体はリノベーションされているため、シャワー・トイレ・キッチンは清潔で不便なし。

また、なんと言っても朝食が無料で、Wi-Fiも完備、自由に併設されているキッチンもあります。
さらに、宿泊者が使用できる洗濯機&乾燥機もあるため、長期滞在者にはありがたい。


朝食はシンプルなホステル形式。シリアル・パン・フルーツなどの軽食をセルフサービスでいただきます。コーヒーや牛乳、ジュースなど飲み物も豊富で美味しい。
監獄というテーマとは裏腹に、生活面は快適で問題なし!(笑)
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ホテル内ツアー
宿泊者限定で毎日、 監獄ツアー(無料) が開催されます。これがかなり本格的なのでマストで参加してください。

普段は入ることのできない当時の独房エリアや“懲罰房”(光の入らない部屋)、囚人が使っていた日用品など
ガイドが実際に起きた事件や逸話を語ってくれるので、軽い心霊スポットのような緊張感もありますが、貴重な経験になりました。

唯一無二の体験をしたい人に最高のホテル
オタワに来るなら、一度は泊まってほしい体験型ホステル。監獄の雰囲気を残しつつ、快適に過ごせるように現代的に整備されており、“怖さ”と“面白さ”のバランスが絶妙!
ホステルなので、他のオタワのホテルに比べるとお安く、コスパのよさも最強です。

珍しい宿に泊まりたい人や歴史や廃墟が好きな人にぴったりのここ、
オタワに観光を考えていたら、ホテルの候補にこの「Saintlo Ottawa Jail Hostel(セントロ オタワ ジェイル ホステル)」。を入れてみてはいかが?
「Saintlo Ottawa Jail Hostel(セントロ オタワ ジェイル ホステル)」
住所:75 Nicholas St, Ottawa, ON K1A 0K7 カナダ
https://saintlo.ca/en/ottawa-jail/
エクスペディアの予約はこちらから
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